筋トレでハゲることはありません!その理由を解説していきます!
筋トレが原因でハゲるというのは都市伝説ですが、一点だけ注意点があるのでよければ後半まで読んでみてください!
筋トレではげることはない理由
そもそもはげる原因は?
男性がハゲる原因の90%はAGA(男性型脱毛症)が原因です。
このAGAは男性ホルモンと密接な関わり合いがあり、筋トレをすると男性ホルモンが増加することから、筋トレ=ハゲというイメージが浸透してしまいました。
結論から言えば、AGAはほぼ遺伝が要因と言われているので、筋トレをしようが筋トレをしまいがハゲる人はハゲます。
また、男性ホルモンは年齢とともに減少するものなので、もっとも男性ホルモンが多い高校生がふさふさなのを見れば、直接的な要因にならないことがわかると思います。
筋トレがハゲる要因にならない理由
AGAの仕組み
AGAは男性ホルモン(テストステロン)が頭皮に存在する5αリダクターゼと結合し、DHTになることからスタートします。
そして、DHTが毛乳頭にある男性ホルモンレセプターと結びつくことで脱毛につながる因子が作られるのです。
数式で表すとこうです。
男性ホルモン + 5αリダクターゼ = DHT
DHT + 男性ホルモンレセプター = 脱毛につながる因子
理論を説明すると、「じゃあ筋トレで男性ホルモンが増えたらだめじゃない?」と思うかもしれませんが、男性ホルモンは女性も含めみんなもっているんです。なんでハゲる人とハゲない人がいるかと言えば、以下の2つが遺伝によって左右されるからです。
- 5αリダクターゼの活性度
- 男性ホルモンレセプターの感受性
しかもこれ優先遺伝のようなので、父か母どちらかが因子をもっていたら子供に遺伝します。
ちなみに、巷で話題のAGAは男性ホルモン自体をどうこうしているわけではなく、5αリアクターゼを阻害することにより治療しています。
データ引用:薄毛(ハゲ)と遺伝との関係
筋トレで男性ホルモンは増える
筋トレ後48時間は男性ホルモンが増加するというデータは確かにあります。
ベイラー大学(アメリカ)の研究によると、ウエイトリフティングのあと、最大48時間はテストステロンの増加が見込めるという。適切に筋トレで追い込めば、テストステロンの基準値は増加するということだ。
しかしながら、筋トレだけでハゲるほどの男性ホルモンを分泌するのは困難です。
これは以下のサイトで、医師が都市伝説と断じているので安心してOKです。
AGAには男性ホルモンが関係してくる。
なので、筋トレで男性ホルモンを出すように促したり、高たんぱくな食事や男性ホルモンを増やす食材(卵、ブロッコリー等)を食べるとAGAになりやすいのだろうか?
「科学的には実証されていないので影響ないといえます。都市伝説的ですね。筋トレでも食事でもサプリ等でも、過剰摂取していなければ特に問題はないでしょう」「無理にホルモンバランスをいじること(ステロイドを打つ等)をしていなければ問題ないとは思いますね」
仮に筋トレ程度でハゲるほどの男性ホルモンが分泌されたとしても、遺伝によって5αリアクターゼや男性ホルモンレセプターが普通の人(ハゲない人)ならば、男性ホルモンが増えたところで問題はありませんし無視して良いでしょう。
筋トレしてはげないようにする方法
筋トレとハゲには直接的な関係はありませんが、1点だけ注意が必要です。
それは、筋トレをすることで筋肉を修復するためにタンパク質が必要となるのですが、髪にもタンパク質が必要という点です。
薄毛が進行することが気になっている方は、タンパク質を補充するためにプロティンなどを飲むのが良いでしょう。
筋トレするとむしろはげにくくなる
筋トレで成長ホルモンが分泌
筋トレをすると成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンは頭皮や髪の毛に栄養素を与える「毛母細胞」に効果があるので、髪の毛にとって重要な要素なんです。
他にも、筋トレをすることで、血流の促進、ストレス発散など、髪の毛に良い様々な効果があります。
筋トレではげるは都市伝説
テストステロンを打つなどの行為をしなければ、筋トレでハゲるということはありません。むしろ筋トレは髪に良い影響を与えるものです。
ハゲる要因のほとんどは遺伝で、後天的な要因としては生活習慣(睡眠不足や栄養の偏り)によることが多いので、気にせず筋トレライフを送りましょう!